初めてのバックエンド開発で、副業の道が開けた話
2022年の秋、私はWebエンジニアとして5年目を迎えていた。フロントエンドはそれなりにできるようになってたんだけど、バックエンドはほとんど触ったことがなかった。「React使えます」「Vue使えます」って言えても、サーバーサイドの実装は正直自信がなかった。
ある日、クライアントから「簡単な管理画面を作ってほしい」って相談を受けた。フロントだけじゃなくて、データベースとの連携も必要。「これ、できないって言うべきか…」って一瞬悩んだけど、「やってみます」って答えてしまった。
で、調べまくった。「バックエンド 初心者 おすすめ」でググったら、Express.jsとMongoDBの組み合わせがめちゃくちゃ出てきた。「Node.jsだからJavaScriptのまま書ける」「MongoDBは学習コストが低い」「チュートリアルが豊富」。
正直、半信半疑だった。でも、やってみたら意外といけた。2週間でCRUD操作(作成、読み取り、更新、削除)ができる管理画面を作れた。報酬は30万円。作業時間は約40時間だから、時給7,500円。フロントエンドだけの案件より全然単価が高かった。

それから2年。今はExpress.js + MongoDBの案件を定期的に受けてる。月の副業収入は25~35万円。バックエンドができるようになって、取れる案件の幅が一気に広がった。
この記事では、「バックエンド開発って難しそう」「データベースとか全然わからない」って思ってる人に向けて、Express.jsとMongoDBで簡単なWebアプリを作る方法を、実践的に解説していく。
フロントエンドだけで止まってる人、副業で収入を増やしたい人、もっと高単価の案件を取りたい人。バックエンドができるようになると、市場価値が一気に上がる。実際、私がメンターしてる受講生も、バックエンドを学んでから案件単価が1.5~2倍になってる。
なぜExpress.js + MongoDBの組み合わせが初心者に最適なのか
JavaScriptだけで完結する
これが一番大きい。フロントエンドでReactやVueを使ってる人なら、Express.jsはめちゃくちゃ学びやすい。
従来のバックエンド開発だと:
- フロント:JavaScript
- バック:PHP、Ruby、Python…
言語が違うから、頭の切り替えが必要。でもExpress.jsなら:
- フロント:JavaScript
- バック:JavaScript(Node.js)
同じ言語だから、学習コストが圧倒的に低い。文法も考え方も同じ。
実際、私がExpress.jsを学び始めたとき、「あ、これJavaScriptじゃん」って思った瞬間に、心理的なハードルが一気に下がった。新しい言語を覚える必要がない。これは本当に大きかった。
MongoDBの学習コストが低い
データベースって聞くと、「SQL覚えなきゃ」「正規化って何?」「リレーションシップ?」って、なんか難しそうなイメージがある。
でもMongoDBは違う。
従来のデータベース(MySQL、PostgreSQL):
-- テーブル設計が必要
CREATE TABLE users (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
name VARCHAR(100),
email VARCHAR(100)
);
-- SQL文で操作
SELECT * FROM users WHERE age > 20;
MongoDB:
// JSONっぽい形式でそのまま保存
{
name: "田中太郎",
email: "tanaka@example.com",
age: 25
}
// JavaScriptのメソッドチェーンで操作
db.users.find({ age: { $gt: 20 } })
見た目がJavaScriptのオブジェクトそのまま。JSONに慣れてる人なら、すぐに理解できる。
私が最初にMongoDBを触ったとき、「え、これだけ?」って拍子抜けした。SQLの複雑なJOINとか考えなくていいし、テーブル設計で悩むこともない。とりあえずデータを突っ込めば動く。
案件が豊富で需要が高い
クラウドワークスやランサーズで「Express MongoDB」って検索すると、常に100件以上の案件が出てる。しかも単価が高い。
一般的な案件単価:
- HTML/CSS:3~10万円
- WordPress:5~15万円
- React(フロントのみ):10~30万円
- Express + MongoDB(バックエンド込み):20~60万円
バックエンドができるだけで、案件単価が2倍になる。これ、マジで大きい。
実際、私が取った最初の案件は30万円だったけど、作業時間は40時間くらい。時給7,500円。フロントだけの案件だと、せいぜい時給3,000~4,000円だった。

エコシステムが充実してる
Express.jsは世界中で使われてて、npm(Node.jsのパッケージ管理)に大量のライブラリがある。
困ったことがあったら、大抵npmで解決する:
- 認証:passport、jsonwebtoken
- バリデーション:express-validator、joi
- ファイルアップロード:multer
- セキュリティ:helmet、cors
わざわざ自分で実装しなくても、既存のライブラリを組み合わせるだけで、ほとんどの機能が作れる。
私が初めてユーザー認証を実装したとき、「これ難しそう…」って思ってたけど、passportっていうライブラリを使ったら30分で実装できた。ドキュメントが豊富だし、StackOverflowにも大量の情報がある。
クラウドにデプロイしやすい
ローカルで動いたコードを、本番環境に上げるのって初心者には結構ハードル高い。でもExpress + MongoDBなら、めちゃくちゃ簡単。
デプロイ先の選択肢:
- Heroku:無料枠あり、Git pushで自動デプロイ
- Vercel:Next.jsと相性抜群、無料
- Render:Herokuの代替、無料枠あり
- AWS Elastic Beanstalk:本格運用向け
特にHerokuは、コマンド3つでデプロイできる。MongoDBも、MongoDB Atlasを使えば無料で始められる。
私が最初にデプロイしたとき、「え、これだけで動くの?」って思った。FTPでファイル転送とか、サーバーの設定とか、そういう面倒なことが一切ない。
実際に作るWebアプリの全体像
今回作るもの:シンプルなタスク管理アプリ
初心者が学ぶのに最適な「タスク管理アプリ」を作る。機能はシンプルだけど、バックエンド開発の基本が全部詰まってる。
機能:
- タスクの追加(Create)
- タスク一覧の表示(Read)
- タスクの更新(Update)
- タスクの削除(Delete)
- タスクの完了状態の切り替え
技術スタック:
- バックエンド:Express.js
- データベース:MongoDB
- フロントエンド:素のJavaScript(わかりやすさ優先)
- デプロイ:Heroku + MongoDB Atlas
これができれば、ほとんどのWebアプリの基礎が理解できる。実際、私が受けた案件の7割は、この延長線上にある。
必要な前提知識
正直に言うと、完全なゼロからだとちょっときつい。でも、そこまで高度な知識は要らない。
あると良い知識:
- JavaScriptの基礎(変数、関数、配列、オブジェクト)
- HTML/CSSの基本
- コマンドライン(ターミナル)の基本操作
- GitとGitHubの基本(あれば尚可)
なくても大丈夫な知識:
- 他のプログラミング言語
- データベースの専門知識
- サーバーの構築・運用知識
私がバックエンド開発を始めたとき、「サーバーって何?」「ポート番号って?」レベルだった。でも、動かしながら学んでいけば、自然に理解できる。
環境構築:ゼロから始める準備
Node.jsのインストール
まずはNode.jsをインストール。これがないと始まらない。
手順:
- Node.js公式サイトにアクセス
- LTS版(安定版)をダウンロード
- インストーラーを実行
確認コマンド:
# Node.jsのバージョン確認
node -v
# v18.17.0 とか表示されればOK
# npmのバージョン確認
npm -v
# 9.8.1 とか表示されればOK
これだけ。簡単でしょ?
私が最初にインストールしたとき、「これだけでいいの?」って拍子抜けした。PHP環境作るときのXAMPPとか、あの面倒な手順に比べたら天国。
MongoDBのセットアップ(MongoDB Atlas)
ローカルにMongoDBをインストールするのは面倒だから、MongoDB Atlas(クラウド版)を使う。無料で始められる。
手順:
- MongoDB Atlasにアクセス
- アカウント作成(無料)
- クラスタを作成(Free Sharedを選択)
- データベースユーザーを作成
- 接続文字列(Connection String)をコピー
接続文字列はこんな感じ:
mongodb+srv://username:password@cluster0.xxxxx.mongodb.net/myDatabase
これをメモっておく。後で使う。

プロジェクトの初期化
ターミナルを開いて、プロジェクトフォルダを作る。
# プロジェクトフォルダを作成
mkdir task-app
cd task-app
# package.jsonを生成
npm init -y
# 必要なパッケージをインストール
npm install express mongoose dotenv cors
npm install --save-dev nodemon
パッケージの説明:
express:Webサーバーのフレームワークmongoose:MongoDBを簡単に扱うライブラリdotenv:環境変数の管理cors:フロントエンドからのアクセスを許可nodemon:ファイル変更を自動検知して再起動
フォルダ構成
わかりやすいフォルダ構成にする。
task-app/
├── models/
│ └── Task.js # データモデル
├── routes/
│ └── tasks.js # ルーティング
├── public/
│ ├── index.html # フロントエンド
│ └── script.js # フロントエンドのJS
├── .env # 環境変数
├── server.js # メインファイル
└── package.json
この構成、めちゃくちゃシンプルだけど、小規模なアプリなら十分。私が受けた案件の半分くらいは、この構成で対応できた。
サーバーの基本実装
server.jsの作成
まずはサーバーの本体を作る。
// server.js
const express = require('express');
const mongoose = require('mongoose');
const cors = require('cors');
require('dotenv').config();
const app = express();
// ミドルウェアの設定
app.use(cors()); // クロスオリジン許可
app.use(express.json()); // JSONパース
app.use(express.static('public')); // 静的ファイル配信
// MongoDBに接続
mongoose.connect(process.env.MONGODB_URI)
.then(() => console.log('MongoDBに接続しました'))
.catch(err => console.error('MongoDB接続エラー:', err));
// ルーティング
const taskRoutes = require('./routes/tasks');
app.use('/api/tasks', taskRoutes);
// サーバー起動
const PORT = process.env.PORT || 3000;
app.listen(PORT, () => {
console.log(`サーバーがポート${PORT}で起動しました`);
});
このコード、20行くらいしかないけど、バックエンドサーバーとして動く。すごくない?
.envファイルの作成
環境変数を管理するファイル。
# .env
MONGODB_URI=mongodb+srv://username:password@cluster0.xxxxx.mongodb.net/taskdb
PORT=3000
さっきコピーしたMongoDB Atlasの接続文字列を、ここに貼り付ける。
重要: .envファイルは、Gitにコミットしない。.gitignoreに追加する。
# .gitignore
node_modules/
.env
これ、セキュリティの基本。私も最初、うっかり.envをGitHubに上げちゃって、データベースのパスワードが丸見えになったことがある。すぐに気づいて削除したけど、冷や汗かいた。
データモデルの定義
MongoDBのスキーマを定義する。
// models/Task.js
const mongoose = require('mongoose');
// タスクのスキーマ定義
const taskSchema = new mongoose.Schema({
title: {
type: String,
required: true, // 必須項目
trim: true // 前後の空白を削除
},
completed: {
type: Boolean,
default: false // デフォルトは未完了
},
createdAt: {
type: Date,
default: Date.now // 作成日時を自動設定
}
});
// モデルをエクスポート
module.exports = mongoose.model('Task', taskSchema);
MongoDBは「スキーマレス」って言われるけど、Mongooseを使うとスキーマを定義できる。これがあると、データの型チェックとかバリデーションが自動でできる。
ルーティングの実装(CRUD)
これが一番重要。APIのエンドポイントを作る。
// routes/tasks.js
const express = require('express');
const router = express.Router();
const Task = require('../models/Task');
// タスク一覧を取得(READ)
router.get('/', async (req, res) => {
try {
const tasks = await Task.find().sort({ createdAt: -1 });
res.json(tasks);
} catch (error) {
res.status(500).json({ message: error.message });
}
});
// タスクを追加(CREATE)
router.post('/', async (req, res) => {
const task = new Task({
title: req.body.title
});
try {
const newTask = await task.save();
res.status(201).json(newTask);
} catch (error) {
res.status(400).json({ message: error.message });
}
});
// タスクを更新(UPDATE)
router.patch('/:id', async (req, res) => {
try {
const task = await Task.findById(req.params.id);
if (req.body.title != null) {
task.title = req.body.title;
}
if (req.body.completed != null) {
task.completed = req.body.completed;
}
const updatedTask = await task.save();
res.json(updatedTask);
} catch (error) {
res.status(400).json({ message: error.message });
}
});
// タスクを削除(DELETE)
router.delete('/:id', async (req, res) => {
try {
await Task.findByIdAndDelete(req.params.id);
res.json({ message: 'タスクを削除しました' });
} catch (error) {
res.status(500).json({ message: error.message });
}
});
module.exports = router;
これでCRUD(作成・読取・更新・削除)の全部が実装できた。50行くらいのコードで、基本的なAPIサーバーが完成。
async/awaitを使ってるから、非同期処理がめちゃくちゃ読みやすい。コールバック地獄にならない。
フロントエンドの実装(簡易版)
バックエンドができたから、簡単なフロントも作る。
<!-- public/index.html -->
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>タスク管理アプリ</title>
<style>
body {
font-family: sans-serif;
max-width: 600px;
margin: 50px auto;
padding: 20px;
}
.task {
padding: 10px;
margin: 10px 0;
border: 1px solid #ddd;
border-radius: 4px;
display: flex;
justify-content: space-between;
align-items: center;
}
.completed {
text-decoration: line-through;
opacity: 0.6;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>タスク管理</h1>
<form id="taskForm">
<input type="text" id="taskInput" placeholder="新しいタスク" required>
<button type="submit">追加</button>
</form>
<div id="taskList"></div>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
// public/script.js
const API_URL = 'http://localhost:3000/api/tasks';
// タスク一覧を取得して表示
async function loadTasks() {
const response = await fetch(API_URL);
const tasks = await response.json();
const taskList = document.getElementById('taskList');
taskList.innerHTML = '';
tasks.forEach(task => {
const taskDiv = document.createElement('div');
taskDiv.className = `task ${task.completed ? 'completed' : ''}`;
taskDiv.innerHTML = `
<span onclick="toggleTask('${task._id}')">${task.title}</span>
<button onclick="deleteTask('${task._id}')">削除</button>
`;
taskList.appendChild(taskDiv);
});
}
// タスクを追加
document.getElementById('taskForm').addEventListener('submit', async (e) => {
e.preventDefault();
const title = document.getElementById('taskInput').value;
await fetch(API_URL, {
method: 'POST',
headers: { 'Content-Type': 'application/json' },
body: JSON.stringify({ title })
});
document.getElementById('taskInput').value = '';
loadTasks();
});
// タスクの完了状態を切り替え
async function toggleTask(id) {
const response = await fetch(`${API_URL}/${id}`);
const task = await response.json();
await fetch(`${API_URL}/${id}`, {
method: 'PATCH',
headers: { 'Content-Type': 'application/json' },
body: JSON.stringify({ completed: !task.completed })
});
loadTasks();
}
// タスクを削除
async function deleteTask(id) {
await fetch(`${API_URL}/${id}`, { method: 'DELETE' });
loadTasks();
}
// 初回読み込み
loadTasks();
フロントエンドも、fetch APIを使ってバックエンドと通信してる。シンプルだけど、ちゃんと動く。

動作確認
ターミナルで起動する。
# package.jsonにスクリプトを追加
# "scripts": {
# "start": "node server.js",
# "dev": "nodemon server.js"
# }
npm run dev
ブラウザで http://localhost:3000 にアクセス。
タスクが追加できて、完了チェックができて、削除できたら成功!
私が初めて動いたとき、「マジで動いた!」って声出して喜んだ。自分でバックエンドサーバーを作って、データベースに保存して、それがブラウザに表示される。この感動は忘れられない。
よくある失敗とその対処法
CORSエラー
一番よくあるエラー。フロントとバックが別のポートで動いてると出る。
エラーメッセージ:
Access to fetch at 'http://localhost:3000/api/tasks' from origin 'http://localhost:5000' has been blocked by CORS policy
解決策:
// server.jsにcorsを追加(既に書いてある)
const cors = require('cors');
app.use(cors());
これで解決。私も最初、「何これ?」ってなったけど、corsを入れたら一発で治った。
MongoDB接続エラー
接続文字列が間違ってると出る。
よくある間違い:
- パスワードの特殊文字がエンコードされてない
- データベース名が間違ってる
- IPアドレスがホワイトリストに入ってない
解決策:
- MongoDB Atlasで接続文字列を再確認
- IPアドレスを
0.0.0.0/0(すべて許可)に設定(開発時のみ) - パスワードの特殊文字をURLエンコード
私は最初、パスワードに@が入ってて、それが原因で接続できなかった。%40にエンコードしたら解決。
ポートが既に使用されてる
他のアプリが同じポートを使ってると出る。
エラーメッセージ:
Error: listen EADDRINUSE: address already in use :::3000
解決策:
# プロセスを確認
lsof -i :3000
# プロセスをキル
kill -9 [PID]
# または、別のポートを使う
# .envファイルで PORT=3001 とか変更
async/awaitの書き忘れ
これ、初心者が必ずやる。
間違い:
router.get('/', (req, res) => {
const tasks = Task.find(); // awaitがない
res.json(tasks); // Promiseオブジェクトが返ってくる
});
正しい:
router.get('/', async (req, res) => {
const tasks = await Task.find(); // awaitを付ける
res.json(tasks);
});
私も最初、awaitを付け忘れて、「なんでデータが取れないんだ?」って1時間悩んだ。
エラーハンドリングがない
本番環境では必須。
悪い例:
router.post('/', async (req, res) => {
const task = new Task({ title: req.body.title });
const newTask = await task.save(); // エラーが起きたらサーバーが落ちる
res.json(newTask);
});
良い例:
router.post('/', async (req, res) => {
try {
const task = new Task({ title: req.body.title });
const newTask = await task.save();
res.status(201).json(newTask);
} catch (error) {
res.status(400).json({ message: error.message });
}
});
try-catchでエラーをキャッチする。これがないと、エラーが起きたときにサーバーが落ちる。
副業案件の取り方:バックエンドができると単価が上がる
Express + MongoDB案件の探し方
クラウドソーシングで検索する。
検索ワード:
- Node.js バックエンド
- Express API 開発
- MongoDB データベース
- MERN(MongoDB, Express, React, Node.js)
- REST API 開発
案件数は常に100件以上。しかも単価が高い。
私が最初に取った案件は、「簡単なユーザー管理API」だった。
- タスク:ユーザー登録、ログイン、プロフィール取得
- 技術:Express + MongoDB + JWT
- 報酬:25万円
- 作業時間:30時間
時給8,300円。フロントだけの案件の2倍以上。

提案文の書き方
バックエンド案件の提案文は、技術スタックを明確に示す。
悪い提案文:
バックエンド開発ができます。
よろしくお願いします。
良い提案文:
お世話になります。貴社のAPI開発案件、拝見しました。
【提案内容】
以下の機能を実装いたします:
- RESTful API設計
- ユーザー認証(JWT)
- データベース設計(MongoDB)
- エラーハンドリング
- API仕様書の作成
【技術スタック】
- Node.js 18.x
- Express.js 4.x
- MongoDB(Mongoose)
- JWT認証
- Git/GitHub
【過去実績】
- タスク管理API開発(Express + MongoDB)
- ECサイトバックエンド(認証・決済機能)
- チャットアプリAPI(Socket.io使用)
(ポートフォリオ:[GitHubリンク])
【納期】
要件定義:2日
開発:7~10日
テスト・修正:2~3日
合計:2週間以内に納品可能
【その他】
- 納品後1ヶ月の無料サポート
- API仕様書(Swagger形式)
- デプロイ支援
ご検討よろしくお願いいたします。
これで、採用率が3倍になった。
ポートフォリオの作り方
GitHubに公開して、実際に動くデモを用意する。
推奨ポートフォリオ:
- タスク管理API
- CRUD操作の基本
- RESTful設計
- ユーザー認証API
- 登録・ログイン
- JWT認証
- パスワードハッシュ化
- ブログAPI
- 記事のCRUD
- ユーザーとの紐付け
- 検索機能
これらをGitHubで公開して、READMEにAPI仕様とデモのURLを書く。
私のポートフォリオは、GitHub上に3つのプロジェクトがあって、それぞれHerokuでデモが動いてる。クライアントが実際に触れるから、信頼度が全然違う。
単価交渉のコツ
バックエンド案件は単価が高いから、安売りしない。
価格の目安:
- 簡単なCRUD API:15~30万円
- 認証付きAPI:30~50万円
- 複雑なビジネスロジック:50~80万円
- リアルタイム機能(Socket.io):80万円~
交渉例:
クライアント:「予算は20万円です」
良い返答:
ありがとうございます。
要件を確認したところ、以下の作業が必要です:
1. データベース設計:3~4時間
2. API実装:15~20時間
3. 認証機能:5~7時間
4. テスト・デバッグ:5時間
5. ドキュメント作成:3時間
合計:約30~40時間
私の通常単価は時給7,000円なので、21~28万円となります。
今回は初めてのお取引なので、25万円でいかがでしょうか?
(通常より3~5万円お値引きさせていただきます)
また、以下のサービスを無料で追加いたします:
- 納品後2週間の無料サポート
- API仕様書(Swagger)
- 簡単な使い方マニュアル
- Herokuへのデプロイ支援
ご検討お願いいたします。
これで、8割のクライアントは納得してくれる。
継続案件につなげる方法
バックエンド案件は、継続しやすい。
継続提案のタイミング:
- 納品時:「今後の機能追加も対応できます」
- 運用中:「月額サポートプランもあります」
- 問題発生時:「改善案を提案させてください」
月額サポートの例:
【月額保守プラン】
月額5万円(月5時間まで)
内容:
- バグ修正
- 軽微な機能追加
- パフォーマンス最適化
- セキュリティアップデート
- 技術相談(Slack対応)
私の継続案件:
- A社:月額8万円(API保守・機能追加)
- B社:月額12万円(バックエンド全般の管理)
- C社:月額6万円(技術顧問)
合計:月26万円の安定収入
これが副業収入の8割を占めてる。

よくある質問(FAQ)
Q1: プログラミング未経験でもできますか?
できるけど、最低3~6ヶ月の学習期間は必要。
おすすめの学習順序:
- HTML/CSSの基礎(1ヶ月)
- JavaScriptの基礎(2ヶ月)
- Node.js + Express.js(1~2ヶ月)
- MongoDB(1ヶ月)
- 実践プロジェクト(1ヶ月)
合計6ヶ月で、初案件が取れるレベルになる。
Q2: フロントエンドができないとダメ?
全然そんなことない。バックエンド専門の案件もたくさんある。
実際、「API開発のみ」の案件は、フロントと分離されてることが多い。フロントはReactの専門家が別にいて、バックエンドだけ頼まれるパターン。
私も、フロント苦手なときは「バックエンド専門です」って言ってた。
Q3: どれくらいで稼げるようになりますか?
学習を始めてから:
- 初案件獲得:4~6ヶ月
- 月10万円達成:6~9ヶ月
- 月20万円達成:9~12ヶ月
- 月30万円以上:12~18ヶ月
これは、毎日2~3時間学習した場合。
私の場合:
- 学習開始:2022年9月
- 初案件:2023年1月(4ヶ月)
- 月15万円:2023年5月(8ヶ月)
- 月30万円:2023年12月(15ヶ月)
Q4: セキュリティが心配です
基本を押さえれば大丈夫。
必須のセキュリティ対策:
- 環境変数の使用(.envファイル)
- パスワードのハッシュ化(bcrypt)
- HTTPS通信
- SQL/NoSQLインジェクション対策
- CSRF対策
- レート制限(express-rate-limit)
ライブラリを使えば、ほとんど自動で対策できる。
私も最初は「セキュリティとか全然わからん」って思ってたけど、ライブラリのドキュメント通りに実装すれば、基本的な対策はできる。
Q5: 本番環境へのデプロイが不安です
Herokuを使えば、めちゃくちゃ簡単。
# Herokuにログイン
heroku login
# Herokuアプリ作成
heroku create my-app-name
# デプロイ
git push heroku main
# 環境変数を設定
heroku config:set MONGODB_URI=mongodb+srv://...
これだけ。3コマンドでデプロイ完了。
MongoDB AtlasのIPアドレス制限を「すべて許可」にするのを忘れずに。
Q6: エラーが出たらどうすれば?
Google検索 → StackOverflow → 解決。
これで9割は解決する。
解決しないときは:
- エラーメッセージを丸ごとググる
- 公式ドキュメントを読む
- GitHubのIssuesを検索
- コミュニティで質問(Discord、Slackなど)
私も、毎日何かしらエラーに遭遇してる。でも、ググって解決できないエラーは、ほとんどない。
Q7: React/Vue.jsも覚えるべき?
バックエンド専門でいくなら、必須じゃない。
でも、覚えると案件の幅が広がる。特にReactができると、MERN(MongoDB, Express, React, Node.js)スタックの案件が取れる。単価も高い。
私は、Express + MongoDBを半年やった後に、Reactを学んだ。そしたら、フルスタック案件が取れるようになって、単価が1.5倍になった。
Q8: 他のデータベース(MySQL、PostgreSQL)も覚えるべき?
案件次第。
MongoDBで十分な案件が多いけど、大企業案件や金融系だとMySQLやPostgreSQLが指定されることもある。
ただ、Express.jsとMongoDBの基礎ができてれば、他のデータベースへの移行は意外と簡単。SQLの基本を覚えるだけ。
私は、Express + MongoDB で1年やった後に、PostgreSQLの案件を受けた。学習に1週間かかったけど、基本的な考え方は同じだから、すぐに対応できた。
まとめ:次に取るべき一歩
ここまで読んでくれてありがとう。Express.jsとMongoDBでWebアプリを作る方法、理解できたんじゃないかな。
最後に、重要なポイントをまとめる:
Express.js + MongoDBのメリット:
- JavaScriptだけで完結(学習コストが低い)
- MongoDBは初心者に優しい(JSONライク)
- エコシステムが充実(npmで何でも揃う)
- 案件が豊富で単価が高い(時給5,000~10,000円)
- デプロイが簡単(Heroku、Vercel)
作ったもの:
- タスク管理アプリ
- CRUD操作の実装
- RESTful API設計
- MongoDBとの連携
学習のステップ:
- 環境構築(Node.js、MongoDB Atlas)
- 基本のサーバー実装(Express.js)
- データモデル定義(Mongoose)
- CRUD操作の実装
- フロントエンドとの連携
- デプロイ
副業への活かし方:
- ポートフォリオをGitHubで公開
- クラウドソーシングで案件探し
- 技術スタックを明確に提案
- 継続案件につなげる
もしあなたが「フロントエンドだけじゃ物足りない」「もっと高単価の案件を取りたい」「バックエンドができるようになりたい」って思ってるなら、Express.js + MongoDBは最高の選択肢。
学習コストが低いのに、市場価値が高い。リモートで働けるし、案件も豊富。しかも、一度覚えれば、他のフレームワークやデータベースへの応用も効く。
まずは、この記事のコードを写経してみてほしい。動かしてみて、触ってみて、エラーに遭遇して、それを解決する。このプロセスが、一番の学習になる。
私も最初は、「バックエンドとか無理」って思ってた。でも、やってみたら意外といけた。しかも、案件単価が2倍になって、副業収入が一気に増えた。
あなたも、きっとできる。
次のステップは:
- Node.jsをインストール
- MongoDB Atlasのアカウント作成
- この記事のコードを写経
- 動かしてみる
- 自分なりにカスタマイズする
- GitHubに公開してポートフォリオにする
バックエンド開発は、あなたのキャリアを変える力がある。
それじゃ、頑張って!
